住まい改善事例集(4)

渋谷区介護保険住宅改修給付を利用した改修事例

●ふとした出会いから信頼を得てハウスドクターに

 
 今年92才のMさんは、昨年10月に2階階段から転落し、外傷性くも膜下出血しその後の腰痛などで寝たきりになられましたが、ご本人の意思とご家族や訪問診療、ケアマネージャーさんなどの協力で徐々に回復し、ご家族の介護があれば外出も出来るまでに回復しました。
 しかし、ご自宅内では可能な限りご自分で動きたいとのMさんのご希望から、今回五大建築(株)に手すり取付けの依頼が有りました。

手摺取付後・跳ね上げ時

手摺取付後

手摺取付け前

 7月に住まいの改善ネットワークの佐藤知子さんと五大建築(株)の社長ご夫婦と私の5人でご自宅に伺い、手すりの取り付け場所、高さや向きなどを1ヶ所ごとに確認しながら廊下、トイレ、洗面所、浴室など6ヶ所の手すりを決めました。
 大正生まれの小柄なMさんは、声のハリもあり、自分で出来る事は自分でと気力も充実し、お父さんが命名された名前の様に素敵な女性でした。人に頼らず可能な限りご自身で動く事が若さに繋がってる様です。
 渋谷区介護保険住宅改修の申請も進み、8月末に所定の工事も完了しました。
今回の仕事はMさんの娘さんご夫婦が、散歩の途中に五大建築(株)のお店にぶらりと立ち寄り、小さなリフォーム仕事を依頼されました。それを社長ご夫婦が誠意をもって工事したことから信頼され、手すり取付け工事に繋がりました。
 工事完了後、現場確認に伺った帰り際、玄関先で奥様から「何か有りましたら、またよろしくお願いしますネ」とのお言葉を頂きました。今回の仕事もMさんの為に、五大社長の笑顔と丁寧な仕事、奥さんの気配りで満足のいく出来栄えからこの様なお言葉を頂けたと思います。
 Mさんご家族にとって五大建築(株)はハウスドクターとしての役目が確立した様です。
地元を大切に、信頼されることが私たちの大きな役目で、これが明日に繋がる様な気がします。
 最後に、Mさんいつまでもお元気で・・・・・。  
                          住まいの改善ネットワーク
                            プライマリー建築設計
                                  佐野 實

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